デイトレードとは
デイトレードとは、ポジションを数十分〜数時間保有し、その日のうちに決済するトレードスタイルです。
| スタイル | 保有時間 | 1日のトレード回数 | 狙う値幅 |
|---|---|---|---|
| スキャルピング | 数秒〜数分 | 10〜50回 | 1〜10pips |
| デイトレード | 数十分〜数時間 | 1〜5回 | 10〜50pips |
| スイングトレード | 数日〜数週間 | 週に1〜3回 | 50〜300pips |
デイトレードのメリット
- 翌日持ち越しのリスクがない — 寝ている間に急変動しても安心
- スワップポイントを気にしなくてよい — マイナススワップの影響なし
- 毎日結果が出る — 学習サイクルが速い
- 会社員でもできる — ロンドン〜NY時間(夜)だけで十分
デイトレードのデメリット
- スキャルピングより判断回数は少ないが、集中力は必要
- スイングトレードほど大きな値幅は狙いにくい
- スプレッドコストが積み重なる
デイトレードに適した通貨ペア
デイトレードではスプレッドが狭く、適度なボラティリティがある通貨ペアが適しています。
| 通貨ペア | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| USD/JPY | 最適 | スプレッド最狭、情報豊富 |
| EUR/USD | 最適 | 世界最大の取引量、テクニカルが効きやすい |
| GBP/USD | 適 | ボラティリティ高め、トレンドが出やすい |
| EUR/JPY | 適 | クロス円で適度な値動き |
| GBP/JPY | 上級者向け | ボラティリティが非常に高い |
初心者はUSD/JPYかEUR/USDから始めましょう。
時間帯別の戦略
FXは24時間取引できますが、時間帯によって値動きの特徴が大きく異なります。
東京市場(9:00〜17:00)
- 特徴: 比較的穏やかな値動き。レンジ相場になりやすい
- 注目: 9:55の仲値に向けた円売り(ドル買い)の動き
- 戦略: レンジ内の反発狙い。大きなトレンドは出にくい
- 向いている人: 日中に時間が取れる人
ロンドン市場(16:00〜翌1:00)
- 特徴: 欧州勢の参入で一気に動き出す。トレンドが発生しやすい
- 注目: 東京市場のレンジをブレイクする動き
- 戦略: トレンドフォロー。通貨強弱で方向を確認してからエントリー
- 向いている人: 夕方以降にトレードできる人
ニューヨーク市場(21:00〜翌6:00)
- 特徴: 米国指標の発表で大きく動く。ロンドンとの重複時間が最も活発
- 注目: 21:00〜翌1:00のゴールデンタイム
- 戦略: 指標発表後のトレンドフォロー
- 向いている人: 会社員(帰宅後の時間を活用)
会社員におすすめの時間帯
21:00〜24:00がベストです。
- ロンドン市場とNY市場が重なる最も活発な時間帯
- 米国の重要指標が発表される
- 通貨強弱チャートで明確なトレンドが確認しやすい
- 帰宅後に落ち着いてトレードできる
デイトレードの基本戦略
ステップ1: 環境認識
トレードする前に、まず相場の全体像を把握します。
- 日足チャートで大きなトレンドの方向を確認
- 通貨強弱チャートでどの通貨が今日強い/弱いかを確認
- 経済指標カレンダーで当日の重要指標を確認
大きなトレンドの方向に沿ったトレードのほうが勝率は高くなります。
ステップ2: 通貨ペアの選定
通貨強弱チャートを確認して、最も強い通貨と最も弱い通貨のペアを選びます。
例えば通貨強弱が以下の状態なら:
- 最強: USD
- 最弱: JPY
- → USD/JPYの買いを検討
「なんとなくドル円」ではなく、通貨強弱に基づいて選ぶだけで勝率が変わります。
ステップ3: エントリー
環境認識と通貨ペアが決まったら、短い時間足(5分〜15分足)でエントリーポイントを探します。
エントリーの根拠として使えるもの:
- 移動平均線の反発やクロス
- サポート・レジスタンスラインでの反応
- ブレイクアウト後のリテスト(押し目・戻り)
根拠が2つ以上重なるポイントでエントリーすると精度が上がります。
ステップ4: 利確と損切り
エントリーと同時に、必ず利確と損切りの水準を決めておくこと。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 損切り幅 | 15〜30pips |
| 利確幅 | 20〜50pips |
| リスクリワード比 | 1:1.5 以上を目標 |
損切りは直近の高値/安値の少し外に置くのが基本です。
ステップ5: トレード記録
毎回のトレードを記録しましょう。記録するべき項目:
- 日時、通貨ペア、方向(ロング/ショート)
- エントリー根拠
- 利確/損切りの結果
- 反省点
記録を振り返ることで、自分の勝ちパターンと負けパターンが見えてきます。
デイトレードで勝つための5つのコツ
1. トレードする時間帯を固定する
毎日違う時間にトレードすると、値動きの癖が掴めません。「21時〜24時だけ」のように時間を固定して、その時間帯の値動きに詳しくなりましょう。
2. 1日1〜3回に絞る
エントリー回数が多いほど勝てるわけではありません。厳選した1〜3回のトレードに集中するほうが、トータルの勝率は上がります。
「今日はチャンスがない」と判断してノートレードで終わる日があってもOKです。
3. 通貨強弱を毎日チェックする
トレード開始前に通貨強弱チャートを確認する習慣をつけましょう。5分で「今日はどの通貨が動いているか」が分かります。
4. 重要指標の前後はポジションを持たない
雇用統計やFOMCなどの発表前後は予測不能な動きをします。初心者は指標発表の前後30分はトレードを避けるのが安全です。
5. 損切りを躊躇しない
含み損のポジションを「戻るかも」と持ち続けるのは最も危険な行為です。損切りラインに達したら即決済。これができるかどうかがデイトレーダーの生命線です。
まとめ
デイトレードはルールを決めて淡々と実行することが勝ちへの近道です。
重要なポイント:
- デイトレードは数十分〜数時間で完結。翌日持ち越しなし
- 会社員は21:00〜24:00のゴールデンタイムが狙い目
- 通貨強弱チャートで強い/弱い通貨を確認してからペアを選ぶ
- エントリー根拠は2つ以上重ねる
- 損切り・利確は必ず事前に設定。リスクリワード1:1.5以上
- トレード記録をつけて振り返る
まずはFX-Laboの通貨強弱チャートで今日の強弱を確認し、「どの通貨ペアが狙い目か」を考えるところから始めてみてください。

























